今回は、いろいろ種類がある固形燃料の中で
一番有名な「エスビット」の固形燃料を使用して
メスティン炊飯にチャレンジしたので、その様子を詳しく紹介していきます。
エスビット固形燃料とは
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Esbit(エスビット)とは
“Erich Schumms Brennstoff in Tablettenform” (錠剤の形をした、エーリヒ・シュムの燃料)の頭文字で、ヘキサミンを角型に成形した固形燃料である。
出典:wikipedia
アウトドア用の固形燃料を調べた時に
絶対に名前が出てくるのがエスビットの固形燃料という製品です。
そんな有名な固形燃料を使って
メスティン炊飯をやってみたらどうなるか?
実際に試してみたくなったので、今回そのチャレンジの様子を紹介していきます。
エスビット固形燃料の詳しい特徴については
後日記事を書きますので、しばしお待ちください。
エスビット固形燃料でメスティン炊飯
今回はエスビットの固形燃料を使用した時の
メスティン炊飯の様子をくわしく紹介したいので
メスティン炊飯自体についてはくわしく説明しません。
メスティン炊飯については
こちらの記事で全てをまとめているので、知りたい方はぜひ見てみてください!
今回炊飯をした条件
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今まで100回以上メスティンで炊飯をしてきていますが
いつもと同じように炊飯していきます。
今回の条件は
としました。
固形燃料は風の影響を受けやすいので、風の影響を受けづらい室内で炊飯しました。
今回はエスビット固形燃料の通常の性能を確認したいという目的だからです。
ただし、エスビット固形燃料の原料であるヘキサテトラミンは
燃焼時に少量の有害物質(エスビットのサイズならほぼ人体に影響がない量)が出るようなので
本当は屋外で燃焼させた方が良いです。
エスビットの五徳をいっしょに使ってみた
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エスビットの固形燃料といっしょに
エスビットのチタニウムストーブ(五徳)を使いました。
固形燃料は「軽量、コンパクト」であることが良い点ですが
このチタニウムストーブをいっしょに使用することで
固形燃料の良さをさらに引き立てさせることができます。
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![](https://yama-lunch-run.com/wp-content/uploads/2021/10/essui-5.jpg)
風が強くない条件であれば
の3つの道具だけで、火を起こすことができます。
付属の入れ物に入れれば、とてもコンパクトにまとめることができます。
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全部まとめた重さも 80g でとても軽いです。
お米が入ったメスティンをセットして着火
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お米1合と水220mlをメスティンに入れて、30分間浸水します。
30分間浸水したら、メスティンを五徳の上にのせます。
五徳のサイズが小さいかなと思いましたが
安定した状態でのってくれました。
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ライターで火をつけるとすぐに燃えだしました。
とても火がつきやすい固形燃料だという印象です。
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火の色はオレンジ色に近い色で、あまりゆらゆらしない安定した火です。
メスティンの底に、火がまっすぐ伸びて当たっていました。
沸とうして、湯気が出だす
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着火してだいたい3分30秒で
メスティンのふたと本体の間から湯気が出始めました。
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さらに時間が経って
着火して5分後には湯気が勢いよく吹き出す状態になりました。
バーナーで炊飯する時より吹きこぼれが多い印象です。
弱火になり、燃えつきた
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固形燃料の良いところは、火の調節をしなくても
自動で強火→弱火になってくれて、メスティン炊飯できる点です。
※風がなく、あたたかい場所に限る
エスビットの固形燃料もだんだん弱火になり
16分50秒経って、燃えつきました。
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燃えカスもほとんど残っていませんでした。
タオルに包んで蒸らす
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火が燃えつきたら
タオルに包んで10分間蒸らします。
おいしそうに炊き上がった
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蒸らし終わって炊き上がりを確認すると
いつも通りおいしそうに炊き上がっていました!
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メスティンの底を確認したところ少しだけ焦げ付いていましたが
問題なくおいしく食べられる状態でした。
火がまっすぐに当たっていたのが理由で
その部分がより加熱されて焦げ付いてしまったのだと思います。
ただそのおかげで火が安定していたともいえるので
長所であり短所であるといえるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、エスビット固形燃料を使用した時の
メスティン炊飯の様子を詳しく紹介しました。
エスビット固形燃料について、さらに詳しく検証していきますので
次の記事を楽しみにしておいてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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