山ごはん道具

アルコールバーナーでメスティン炊飯する方法!火力は足りるのか

今回は、アルコールバーナーを使ったメスティン炊飯の方法を紹介します。

これまでに、固形燃料でメスティン炊飯する方法、シングルバーナーでメスティン炊飯する方法を紹介しましたが

それ以外の加熱道具としてアルコールバーナーを使って炊飯します。

アルコールバーナーの炊飯方法を自分なりに分かりやすくまとめたので、確かめてみてください。

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アルコールバーナーとは

アルコールバーナーとは、アルコールを燃料とした加熱道具です。

アルコールバーナーの一番の長所は軽量であること。

アルコールバーナー本体と燃料のアルコールがあれば、加熱することができます。

アルコールバーナーに使う燃料は、この燃料用アルコールです。

使う量を計算して、必要な量だけ持っていけば、さらに軽量化することができます。

ガス缶よりも安価であることも魅力のひとつです。

アルコールバーナーで実際に炊飯してみた

今回は、アルコールバーナーを使った、メスティン炊飯の方法を紹介します。

登山で使う加熱道具としてはシングルバーナーが一番ポピュラーです。

シングルバーナーの炊飯方法はこちらで紹介しているので合わせて確認してください。

お米を浸水する

メスティンでご飯を炊く際には、お米に水を吸わせる浸水という工程が必要です。

お米の量と対応した量の水を入れて、浸水します。

今回は、0.5合のお米で炊飯します。

0.5合のお米の場合、必要な水の量は約100mlです。

水100mlの目安は、〇ポチ(リベット)から5mm下くらいが目安です。

ちなみに、1合の場合に必要な水の量は約200mlです。

水200mlの目安は、〇ポチ(リベット)の半分にかかるくらいです。

浸水時間は30分~1時間

今回は温かい(気温30℃)ので、浸水時間は30分とします。

浸水に必要な時間は、気温によって変わります。

寒い時期は30分より長めの浸水時間にしましょう。

浸水終了したら、最大火力で加熱開始

アルコールバーナーは火力が弱いということだったので

口を最大まで開けて、アルコールバーナーの最大火力で加熱していきます。

アルコールに、着火します。

ライターだと着火した時に手があついので、チャッカマンなどの火と手との距離が話すことのできる着火装置を使用します。

今回五徳がないので、メスティンとアルコールバーナーとの距離を保つために

メスティンを土台に使っています笑

アルコールバーナーの火は明るいと見えない

アルコールバーナーの火は、明るいとほとんど見えません。

手をかざして熱いかどうか確認するか、チャッカマンの火を近づけることでちゃんと火が点いていることを確認することができます。

湯気が出始めたら、弱火にする

11分間加熱することで、湯気が出始めました。

この湯気が出始める時間は気温によって変わると思います。

今回の気温は、28℃でした。

弱火で加熱ということで、火力調節用のふたをつけます。

今回はこのくらいの口の開け具合で、加熱していきます。

湯気が出なくなったら、チリチリ音を確認

湯気が出なくなり

チリチリという音がしたら火をとめる合図です。

これは水がなくなり、炊きあがったお米自体が熱されてチリチリ鳴っています。

今回は弱火にしてから8分で火を止めました。

タオルに包んで10分蒸らす

火を止めたらタオルに包んで、10分間蒸らします。

熱が逃げないように、タオルで包むことが重要です。

蒸らし終わったら完成!

アルコールバーナーでも上手に炊くことができました。

下の焦げ付きも問題ありませんでした。

お米0.5合を炊いた時のアルコールの使用量:17g

炊飯する時のアルコールの使用量についても、確認しました。

最初に入れておいたアルコールの量は、35g。

0.5合のお米を炊飯した後のアルコールの量は18gだったので

0.5合のお米を炊飯した時の使用量は17gであることが分かりました。

ただし、環境(風の強さ、気温など)によって使用量はかなり変化すると想定されると思うので

あくまで目安としてください。

メスティンのふたで煮込み料理

今回の調理では、メスティンでかつ丼を作りました。

その際に、メスティンのふたを使って、玉ねぎを煮込んだ後卵とじを行いました。

メスティンのふたをアルコールバーナーで加熱しても問題なく、卵とじを作ることができました。

メスティンかつ丼のレシピを知りたい人は、こちらを確認してみてください。

まとめ

今回は、アルコールバーナーを使ったメスティン炊飯の方法を紹介しました。

アルコールバーナーでも問題なく炊飯できました。

それぞれの加熱道具の利点もまとめていきたいので、よろしくお願いします。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

料理好きが講じて、山ごはんも凝ったものを作りがち。
山ごはん初心者にも紹介できる簡単メニューを日々考案する毎日です。

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